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くも漫。

『クモ漫。』は、くも膜下出血患者がその発症から手術・治療・退院まで自らの手で漫画に描いた
珍しい作品です。(引用)
くも漫。_d0055259_23333575.jpg
映画化されているようなのですが、この辺では上映しておらず、
早く読みたくて Kindleで買って一気に読みました。

病気の部分は ほんとうに
「わかるわかるわかりすぎるーー」
術後の痛みもまさにこのとおり。
出血した部分にもよりますが、
私は 頭の下部分は常に締め付けられているうえで、
頭の上半分をいろんな方向からグサグサと刺されている感じでした。

しかし、作者は病気以外にもう一つのモノと闘わなければならなかったのですw

この本には中村記念病院の大里俊明先生の解説がついております。
くも膜下出血の予後について

・病院到着前に死亡 約20%
・病院到着後死亡もしくは 退院後に重度の障害を負う 約30%
・障害は残るが身の回りのことができる状態 約25%
・障害なく回復し社会復帰 約25%

だと書いてあります。
知らぬは仏といいますが、
後になってコトの重大さにオビエている私です。

映画『くも漫。』公式サイト



by miko-hiko | 2017-02-23 11:13 | 読書
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